古民家を購入して納屋だった建物を薪ストーブのある家へリノベーション（黒部市）

　農作業用の納屋が付随した大きな古民家を購入されたN様。古民家は大き過ぎるため解体し、残した納屋を住居にリノベーションしました。納屋も母屋と同じく、太くて立派な梁や柱が使われており、強い構造体になっていました。

　後日談ですが、完成見学会を開催した際に、当時、この建物を建てられた大工の棟梁さんの奥様が来られ、建物を再生したことを大変感謝して頂きました。建築当時、棟梁さんが木材を吟味し、こだわって建てられたと仰っていました。棟梁さんは既に亡くなられたそうですが、昔の大工さんが造った建物を活かし、現在の用途に改修して次世代に受け継げたことは、私どもとしても大変嬉しく思います。

薪ストーブの魅力

冬の暖房には、床暖房、エアコン、灯油ストーブなど様々ありますが、N様邸では薪ストーブを設置されました。薪ストーブは火力が強く温かい点や薪ストーブ自体のインテリア性が高いこともあって人気がある暖房器具です。N様邸でも薪ストーブ本体と耐火用に貼られた床と壁の耐火タイルがお部屋のアクセントになっています。また、ストーブで料理することも薪ストーブを使用する楽しみの一つと言えます。

薪ストーブの設置事例と薪ストーブメーカー

https://mbp-japan.com/toyama/hizuka-kenchiku/column/1605811（マイベストプロ）

施工前と施工後の写真

施工前（農作業用納屋）

施工後（薪ストーブのあるリビング）

完成後の写真